2020年07月06日 |
ENEOS、国内初 SS店で太陽光発電活用 VPP実証へ |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:JXTGエネルギー |
ENEOS(JXTGグループ)は6日、国内初となる サービスステーション(SS) での実証を含むバーチャルパワープラント(VPP)の実証に取り組むと発表した。 同社は、蓄電システムや自家発電設備などのエネルギーリソースを制御するVPPの実証により、再生可能エネルギー導入に伴う、電力需給バランス調整に関する知見を早期に取得し、電気事業の収益力向上を目指す。 <今年度の実証計画> (1)SS(大阪府蓑面市・和泉市の計3拠点)における 太陽光発電の発電量を有効活用する蓄電池の充放電、制御最適化の実証。各SSに40Kwh程度の蓄電設備を設置。 (2)製油所・製造所に保有する自家発電設備の稼働余力を活用する実証 (3)EVおよびEV充電器の最適な制御を目指す実証 (4)産業用蓄電 システムを活用した実証 ◆VPPとは :VPP(Virtual Power Plant:仮想発電所)とは、自然エネルギー発電をはじめとする分散電源や蓄電池・電気自動車(EV)・ヒートポンプなどをIoTで管理することにより、一つの発電所のように制御するソリューションをいう。 |