2020年07月10日 |
塩野義薬「カボテグラビル」の感染予防効果 確認 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:塩野義製薬 |
塩野義製薬は10日、資本参加しているViiV Healthcare社(本社:英国ロンドン)が、長期作用型注射剤「カボテグラビル」のHIV感染予防効果を検証する第2b/3相臨床試験で、良好な予防効果を確認したことを第23回国際AIDS会議(AIDS 2020)で公開したと発表した。 同試験は、HIV感染リスクが高い、男性・女性を対象に、HIVに感染した被験者の割合を主要評価項目として、長期作用型注射剤「カボテグラビル」を2カ月毎投与し、既存の予防薬であるエムトリシタビン/テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩(FTC/TDF)の1日1回経口投与を比較した第2b/3相二重盲検比較試験。この結果を受けて、安全性モニタリング委員会(DSMB)の勧告により試験は予定より早期に終了した。 ニュースリリース参照 https://www.shionogi.com/jp/ja/news/2020/07/200710_1.html |