2020年07月17日 |
デンカ、コロナ後見据え「新しい働き方追求」 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:デンカ |
デンカは17日、新型コロナウイルス感染症の拡大がもたらす新常態(ニューノーマル)を見据え、コロナ終息後の新しい働き方に関する全社方針を策定したと発表した。 この中でまず、新型コロナウイルス終息後は、今までの常識・価値観が通用しないパラダイムシフトが起き「真に社会に必要とされる企業」しか生き残れない、との強い危機意識を示した。 生き残りのためには、中期経営計画( Denka Value-Up )で策定した施策を“本質追求”に立ち返って検討し、新しい働き方のあるべき姿を求めていくことが重要とした。 具合的には「本質的に必要な仕事」とは何かを追求し、社員・家族の健康維持のためにも「脱移動」「脱密接」を意識しながら、最も効率的な働き方を選択し、生産性向上と会社全体の競争力強化につなげていく必要があると強調した。 ◆ポイントとして要旨以下の点をあげた。 (1)働く時間帯・場所を柔軟に選択できる働き方。 ・営業部門・管理部門は週2日程度をテレワークとし、課題や成果を確認する。 ・介護・育児等ではテレワークの日数に制限を設けない。 ・オンライン会議等新しい働き方に適したオフィスレイアウトの見直し、サテライトオフィスの設置。 (2)社内では、オンライン会議等の非対面を優先するが、原則週1 回、課単位・部課長・担当役員部長間の対面による面談と、部門ごとの原則全員出社日を設定する。 (3)社内外の書類/決裁は全て電子化を目指し、脱ハンコ化を進める。 (4)対面の機会減少による課題(人事評価、人財教育等)については、実施可能なものから順次実行する。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1594974295.pdf |