Frank Glorius 博士

三井化学は20日、2020年（第8回） 「三井化学 触媒科学賞」 および 「三井化学 触媒科学奨励賞」 受賞者を発表した。授賞式と各受賞者による記念講演は2021年秋に開催予定。

【三井化学 触媒科学賞】（1名）
◇Frank Glorius 博士（ミュンスター大学 教授）
　効率的な有機合成反応を実現するための様々な触媒を開発。N複素環カルベン(NHC)配位子にいち早く着目し、金属・NHC錯体を用いる選択的なアレーン水素化を実現するなど、触媒科学の発展に貢献した。


【三井化学 触媒科学奨励賞】（2名）

◇Matteo Cargnello 博士（スタンフォード大学 助教授）
　 触媒構造と触媒活性の関連をこれまでにない精度で解明し、固体触媒科学の進展に寄与した。

◇岩﨑 孝紀 博士（東京大学 准教授）
　遷移金属アニオンと典型金属カチオンの協調触媒を用いる様々な有機合成反応を開発した。


ニュースリリース参照

2020年 「三井化学 触媒科学賞」 受賞者の発表
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1595219716.pdf

Winners of the 2020 Mitsui Chemicals Catalysis Science Awards
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1595219716.pdf

---