2020年07月20日 |
帝人、日立製作所と協創、研究開発でデジタル推進 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:帝人 |
帝人は20日、日立製作所との協創により新素材の研究開発でデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進すると発表した。 デジタルトランスフォーメーションとは、データとデジタル技術を活用することで、製品やサービス、ビジネスモデル、企業文化などを変革し、競争上の優位性を確立すること。 日立製作所との協創では、具体的に以下の実現をめざす。 (1)マテリアルズ・インフォマティクス(MI)の活用を加速し研究開発の高速化、高度化を図る。 (2)社内外の技術情報や特許情報を単語抽出AIで統合データベースに自動蓄積し社内で共用する。 (3)R&Dポータルサイトを構築し、統合データベースに蓄積された情報や各部署の技術を見える化し、人や組織の連携を活性化することで開発スピードの向上を図る。 <用語の解説> ◆マテリアルズ・インフォマティクス(MI)とは : 大量の材料データから、AIなどを用いて関係性を見出すことにより、新素材開発を高度化、加速する手法。 |