2020年07月27日
東北大、「嚥下機能を非接触で診断」システム開発
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:東北大学

東北大学加齢医学研究所の 山家智之教授らの研究グループはこのほど、高齢者の「誤嚥」による疾予防のため、三次元ステレオカメラなどにより「食べ物を飲み組む運動非接触で測定し、味覚や食感も診断できるシステム 」を発明し、特許取得したと発表した。

高齢者介護の現場などでは肺炎の原因となる誤嚥を防ぐことが重要だが、嚥下機能を定量的に診断するためには、
レントゲン造影など大きな時間と手間が必要だった。

研究グループは今回、嚥下・蠕動機能 を非接触で定量診断きる装置を発明した。

将来的には在宅医療介護現場のため診断システムへの応用のほか、高齢者の医療介護施設における「見守り」システムや機能性食品開発への応用が期待される。