2020年07月30日 |
富士フィルムHD、CO2排出削減目標を引き上げ |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:富士フイルムホールディングス |
富士フイルムホールディングスは30日、2030年度までの環境目標を改定し、事業内容と実施プロセスの両面から気候変動対策を加速すると発表した。 まず、原材料調達から製造、輸送、使用、廃棄に至るまでの自社の製品ライフサイクル全体でのCO2排出削減目標を2013年度比30%から45%に引き上げた。 目標については、国際的な環境イニシアチブである「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」より、パリ協定の「2℃目標」を達成するための科学的根拠に基づいた目標としてWB2℃(2℃を十分に下回る)認定を取得した。また、CO2削減効果の高い自社製品・サービスを社会に提供することでCO2排出削減に貢献する目標値を5,000万トンから9,000万トンに引き上げた。 同社グループはこれまでも、製品やサービスの開発時に、環境への影響を配慮し、環境配慮製品・サービスとして社会に提供してきた。とくに環境負荷削減に優れたものをグループの「Green Value Products」として認定し、それらの売上を全社の6割にする目標を今回新たに設定した。 富士フイルムホールディングス 2030年度CO2排出削減目標を引き上げ https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1596075503.pdf FUJIFILM Holdings raises its target on reducing CO2 emissions for FY2030 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1596075503.pdf |