2020年07月31日 |
経産省・6月の鉱工業指数「生産持ち直しの動き」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が31日発表した6月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は、前月比2.7%上昇の80.8だった。上昇は5カ月ぶり。自動車工業、生産用機械工業、プラスチック製品工業等が上昇した。 予測調査によると、7月は前月比11.3%の上昇、8月はで3.4%の上昇だった。 基調判断は「急速に低下している」から「下げ止まり、持ち直しの動きがみられる」に変更した。 出荷指数は5.2%上昇の80.8で、上昇は4カ月ぶり、在庫指数は2.4%低下の100.8だった。低下は3カ月連続。 業種別にみると、生産は自動車工業、生産用機械工業、プラスチック製品、化学工業(除、無機・有機化学工業・医薬品)など、全15業種中10業種が前月比上昇し、低下した業種は、無機・有機化学工業、パルプ・紙・紙加工品、鉄鋼・非鉄金属工業など5業種だった。 化学工業(除、医薬品)の指数は、生産が前月比0.8%上昇の91.2、出荷2.2上昇の88.8、在庫は0.0%の129.4だった。生産、出荷とも4カ月ぶりの上昇だった。 |