2020年08月05日 |
BASF、全製品のカーボンフットプリントを算出、提示 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
独・BASFは4日、約45,000におよぶ同社の全製品について、二酸化炭素排出量、いわゆる「カーボンフットプリント」の合計値を顧客に提供することでサスティナビィリティとデジタル化を推進すると発表した。 製品カーボンフットプリントとは、原料の調達から、生産工程におけるエネルギーの使用、さらに製品が工場から出荷されるまでに発生する温室効果ガス排出量をいう。 同社のDr.マーティン・ブルーダーミュラー取締役会会長は「サステナビリティとデジタル化は、当社が一貫して実践している企業戦略の中心的な要素です。カーボンフットプリントを算出することで、この2つの要素を同時に実現し、BASFの各製品の排出量についてさらなる透明性を示すことができる」と述べた。 <用語の解説> ◆カーボンフットプリント(CFT)とは :、Carbon Footprint of Productsの略。商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算して、商品やサービスに分かりやすく表示する仕組みのこと。LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を活用し、環境負荷を定量的に算定する。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1596525462.pdf |