2020年08月06日 |
東北大、1回30分のサーキット運動で認知力向上 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:東北大学 |
東北大学 加齢医学研究所の野内類准教授らは5日、1日30分のサーキット運動で中・高年期女性の認知力と活力が向上するという検証結果を発表した。 一般に体を使う運動が高齢者の認知機能向上に効果があることは知られているが、サーキット運動の即時効果についての研究はほとんどおこなわれていなかった。 野准教授らは、中・高年期女性を対象に無作為比較対照試験によって、サーキット運動の即時的な効果の検証を行い、その結果、1回30分のサーキット運動を実施したグループは、何もしないで30分待機していたグループと比較して、認知力(抑制能力)とポジティブ気分(活力)が即時的に向上することを明らかにした。 同研究成果は、6月24日発行のオンライン雑誌「Frontiers in Aging Neuroscience誌」に掲載された。 |