2020年08月21日 |
7月のPS内需・55.6千トン 4カ月ぶり前年比増 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会は21日、7月のポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の需給実績を発表した。 ◆ポリスチレン(PS) 生産は54.3千トンで、前年同月比87%と低迷した。ただ内需は55.6千トンで同101%と、今年3月いらい4カ月ぶりの前年比プラスとなった。用途別にみると、包装用25.5千トン(108%)、産業・資材用7.9千トン(115%)が前年を上回り、電機・工業用6.5千トン(82%)、FS用15.7千トン(95%)だった。輸出は4.3千トンで85%にとどまった。 ◆スチレンモノマー(SM) 生産は162.9千トン(93%)、内需は107.3千トン(83%)、輸出は69.9千トン(155%)だった。 主力のPS向けが51.4千トン(82%)だったほか、ABS樹脂向け16.2千トン(87%)、合成ゴム向けも10.2千トン(71%)、不飽和ポリエステル向け2.4千トン(88%)となるなど、いずれも振るわなかった。 輸出は69.9千トン(155%)で、引き続き前年を上回る水準を維持した。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1597975518.pdf |