2020年08月24日 |
BASF、自動車部品向け 新規スルホン樹脂上市 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:BASF |
ドイツ・BASFは24日、高温のオイルと接する自動車部品に特に適したエンジニアリングプラスチックとして、新しいポリエーテルスルホン (PESU) Ultrason (ウルトラゾーン)E0510 C2TRを上市すると発表した。 摩擦特性、高耐油性、寸法安定性に優れ、広範囲の温度変化にも対応できる。10%の炭素繊維強化材を使用した射出成形グレードで、ー30℃から+180℃までの幅広い温度範囲で使用できる。粘度が低く、流動性にも優れているため、加工も容易。オイルポンプ、オイルコントロールピストン、圧力バルブ、オートマチック、マニュアルギアボックス内の高速コンポーネントといった、オイルと接する様々な自動車部品の製造が可能になるほか、代替駆動システム向けの新しい用途にも使用できるなどの特長をもつ。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1598237993.pdf |