2020年08月26日 |
協和キリン、経口投与「腎性貧血治療剤」発売 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:協和キリン |
協和キリンは26日、経口投与可能な腎性貧血治療剤として「ダーブロック錠」(一般名:ダプロデュスタット)の発売を発表した 同錠は 低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素阻害剤(HIF-PHI)と呼ばれ、骨髄での赤血球産生を促すことで 腎性貧血を改善する薬剤。ESA注射剤と異なり、投与の負荷や低温保管の必要のない、経口投与が可能な新たな治療の選択肢として開発された。本年6月に グラクソ・スミスクラインが 国内医薬品として承認取得した。 本剤は透析を受けていない患者への使用も可能のため、多くの腎性貧血患者に利便性の高い治療選択肢が提供できると期待している。流通・販売業務は協和キリンが独占的に行う。 薬価は◇「ダーブロック錠」1mg:105.40円/錠 ◇同2mg:185.80円/錠 ◇同6mg:456.10円/錠。 ニュースリリース https://www.kyowakirin.co.jp/pressroom/news_releases/2020/pdf/20200826_01.pdf |