2020年08月28日 |
三菱ケミ子会社「JICA SDGs」パートナー認定 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:三菱ケミカル |
三菱ケミカルは28日、グループ会社の三菱ケミカル アクア・ソリューション ズ(本社: 東京都品川区、栁川秀人社長=MCAS)が国際協力機構 (JICA)から「JICA SDGs パートナー」認定を取得したと発表した。 「JICA CDGs」とは、持続可能な開発目標(SDGs)実現に向けた取り組みとして、JICAが今年7月に創設した制度で、日本の優れた技術や経験を生かして、途上国でのSDGs実現をめざす目的。パートナーに認定された企業・団体との連携を促進し、SDGs活動を後押しするなどの活動も行っている。 MCASは、これまでにグローバルに安全・安心な水を供給する活動を実施してきたが、今回、ケニアで行っている高濁度・水質変動対応型浄水技術普及促進事業が JICAの認定を受けた。 表流水を水源とするケニアの浄水場では雨季には水が濁り、従来型の処理方法では所定の水質が担保できず、また都市部では人口増加の影響で水道水の供給量が不足している。 MCASの膜処理技術を導入することで、より質の高い飲料水が効率的に得られる。従来型の処理設備に比べて省スペースで拡張も容易にできる。気候変動の影響で長期化する雨季の急激な濁度上昇にも対応できる。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1598589657.pdf |