2020年08月28日 |
東ソーの「CNF複合化クロロプレン技術」NEDOが助成 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:東ソー |
東ソーは28日、「伝動ベルトをターゲットとしたCNF 複合化クロロプレンゴム(CR)の低コスト製造技術開発」が新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業に採択されたと発表した。 CNFとは、セルロースナノファイバーの略。植物由来のセルロースを直径約 20nm、長さ数μm にほぐして生まれる最先端のバイオマスナノ繊維素材。鉄鋼の5分の1の軽さで、5倍以上の強度を有しており、実用化に向けて期待が高まっている。 クロロプレンゴム(CR)は、耐候性、耐オゾン性、耐油性、耐薬品、難燃性に優れ、機械的強度も兼ね備えた特性バランスの良い合成ゴム。伝動ベルトなど自動車部品のほか、工業用、電線ケーブル、スポンジ、接着剤、手袋等の幅広い分野で使用されている。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1598593533.pdf |