2020年08月31日
塩野義薬 ナガセ医薬品を子会社化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:塩野義製薬

塩野義製薬は31日、連結子会社のシオノギファーマ(本社:大阪府摂津市、久米龍一社長)が、長瀬産業が保有するナガセ医薬品(本社:兵庫県伊丹市)の全株式を取得し子会社化すると発表した。

ナガセ医薬品は、長瀬産業の子会社として、抗がん剤、局所麻酔剤、胃炎・胃潰瘍治療剤等の製造を手掛け、自社製品のほか注射製剤を中心に外部顧客からの製造受託も行っている。

シオノギファーマは、ナガセ医薬品を子会社化することで、両社が保有する製造能力やノウハウを相互活用する。今後さらにCDMOビジネスを推進し、CDMOにおけるリーディングカンパニーを目指す。

ナガセ医薬品は、本社を兵庫県伊丹市千僧4丁目に置き、赤坂満社長。1972年7月の設立。資本金498百万円で長瀬産業が100%出資。主な事業内容は、医療用医薬品・医療機器・医療用材料・動物用医薬品の開発、製造および輸出入となっている。


ニュースリリース参照
https://www.shionogi.com/jp/ja/news/2020/08/200831.html