2020年09月07日 | |
BASFの耐熱性プラ、学校給食用食器に採用 | |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:BASF |
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ドイツ・BASFは7日、新しいポリフェニルスルホン(PPSU)である、Ultrason(ウルトラゾーン)P 2010 natを使用した学校給食用食器が、日本国内の小・中学校で採用されていると発表した。 業務用などの容器に必要な軽量性や洗浄しやすさ、加水分解や薬品および高熱に対する耐性を持ち、壊れにくさという機能と洗練されたデザインを兼ね備えている。 これらの食器は、高度な成形技術により、Ultrason を主原料とした特殊樹脂で作られている。磁器製の食器と比べて軽量で破損しにくい。また、より安全に使用でき、洗浄も容易だ。衝撃強度や安定性にも優れ、 高い耐薬品性と、134℃までの過熱蒸気による滅菌にも耐えうる機械的特性を備えている。 「Ultrason」は、EUと米国で食品の接触に対する適合性が認められており、日本国内では食品衛生法ポジティブリストに適合している。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1599462243.pdf |