2020年09月07日 |
千代田化工、プラントの空間設計へ合弁新会社 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:千代田化工建設 |
千代田化工建設は7日、プラントの空間設計(配置、配管、建設設計など)を手がけるArent(本社:東京都中央区、鴨林広軌社長)と、新たなシステムを提案する新会社「株式会社 PlantStream」を設立したと発表した。 両社はこれまで、プラントの空間設計の効率化に向けて、千代田のプラントエンジニアリングおよびプラント空間設計思想と、Arentが持つCAD技術、最適化技術とを融合させたシステムのアジャイルな開発を進めてきた。 その結果、プラントの基本設計業務のうち空間設計にかかる工数の80%程度を削減し、従来の約5倍の速度で三次元モデル作成が可能となる革新的なプラント設計ツール「空間自動設計システム(PlantStream)」を確立した。 両社は、PlantStreamをプラントエンジニアリング業界に特化したソフトウエアとして世界中のプラントオーナーやEPCコントラクターに向けて販売展開るため、新会社 PlantStream社を立ち上げた。 新会社は、社名 PlantStream で、本社を東京中央区に設置。代表者(CEO)は愛徳誓太郎氏。出資率50対50。 <用語の解説> ◆アジャイルとは;システム開発手法で従来のウォーターフォール型と対比される。アジャイル開発では、開発工程を小さな機能単位に区切り、機能単位毎に要件定義・開発・テスト等を行い、その繰り返しにより集合体としての大きなシステムを構築する手法。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1599462175.pdf |