2020年09月10日

宇部、岩盤切削工事で「資源・素材学会賞」

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：宇部興産

宇部興産と奥村組土木興業（本社：大阪市港区、奥村安正社長）は10日、両社共同事業の「宇部伊佐鉱山における岩盤切削機の導入とその効果」が、（一社）資源・素材学会に認められ、2019年度の資源・素材学会「学会賞（渡辺賞）」を受賞したと発表した。 渡辺賞は、資源・素材学会の前身、日本鉱業会が1927年に創設した制度で、資源・素材分野で優れた功績を挙げた個人・団体を選び表彰する制度。今回で94回目と歴史が古いが、両社とも今回初受賞。 宇部伊佐鉱山(山口県)は、宇部興産グループの中核である伊佐セメント工場に隣接し、セメント原料の石灰石を年間約800万トン採掘している。 石灰石の採掘方法には発破工法が一般的だが、宇部グループは奥村組土木が所有する岩盤切削機2500SM を導入して掘削してきた。地元にも環境意識が高まる中で、低騒音、低振動、低粉塵により掘削領域を拡大してきた。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1599719959.pdf