2020年09月11日
宇部興「データ駆動型バイオ生産システム」採択
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:宇部興産

宇部興産は11日、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募した「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品の生産技術開発」プロジェクトに、京都大学・産総研・JBAなど22団体と共同提案した「データ駆動型統合バイオ生産マネジメントシステム(Data-driven iBMS)の研究開発」が採択されたと発表した。

カーボンリサイクルとは、化石燃料の使用をやめて、二酸化炭素(CO2)を炭素資源としてとらえ、回収して有効利用していくもの。

宇部興産が今回、共同で取り組む開発事業は、バイオ生産技術開発の各過程で得られる培養情報をデジタル化・標準化し、統合的に集積・共有できる体制を整え、バイオ生産の実用化障壁を下げ、社会実装できる確率を格段に向上させることが目的。

これによりバイオ産業を活性化し、カーボンリサイクルを実現する持続可能な社会に貢献する。

関連ファイル

・NEDOホームページ : カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発
https://www.nedo.go.jp/koubo/EF3_100152.html