2020年09月25日 |
アステラス薬、米大学と加齢黄斑変性薬 共同研究 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は24日、米国 University of Pittsburgh(ピッツバーグ大学)との間で、後眼部疾患の一つである萎縮型加齢黄斑変性の治療を目的として、アデノ随伴ウイルス(AAV)を用いた遺伝子治療の共同研究を開始したと発表した。 加齢黄斑変性は、高齢者にとって中途失明の主因の一つ。萎縮型加齢黄斑変性は、網膜の色素上皮細胞が徐々に変性し、視力が低下する疾患。病変に至るメカニズムはまだ十分に解明されておらず、臨床的に明確な有効性を示す治療法は確立されていない。 共同研究では、後眼部疾患研究の世界的権威である、同大学医学部のDebasish Sinha教授と、アステラス製薬が協働して、創薬シーズの検証・最適化に取り組み、萎縮型加齢黄斑変性の治療に新たな選択肢提供を目指す。 アステラス製薬は本共同研究で見いだされた開発候補品に対する開発・商業化に関する独占交渉権を有する。 ニュースリリース参照 https://www.astellas.com/jp/ja/news/16036 |