2020年09月28日 |
アステラス、血管運動神経症状と睡眠/米学会で発表 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は28日、更年期に伴う血管運動神経症状(Vasomotor Symptoms :VMS)の有病率と、VMSが睡眠に与える影響を示すリアルワールドエビデンスに基づく研究結果を、同日からオンラインで配信される北米更年期学会(North American Menopause Society: NAMS)の2020年次総会で、口頭発表およびポスターセッションにより報告すると発表した。 米国で行われた全国女性健康調査(SWAN)データベースによると、VMSの頻度が高い女性は、睡眠障害(入眠障害、早朝覚醒、睡眠中断)の発現率が上昇し、人種や地域差なく睡眠の質が悪化した。 VMSの頻度や、その他の合併症などの影響を除外しても、片頭痛や関節炎を発症している女性患者は睡眠障害の悪化リスクが高いなどもわかった。 さらに米国の回答者の47%が、過去1年以内にホットフラッシュや寝汗について医療従事者に相談していた。 今回はこれらの研究結果が報告される。 |