2020年09月30日
8月の石油統計、燃料油販売 11カ月連続前年比減
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が30日発表した8月の石油統計報によると、原油輸入量は1,164万Klで前年同月比76.1%と、8カ月連続で前年を下回った。

原油輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  528万kl(前年同月比116.0%)
(2)アラブ首長国連邦 288万kl(同53.1%)
(3)クウェート     100万Kl(同77.9%)
(4)ロシア        81万kl(同78.0%)
(5)カタール       81万kl(同51.5%)
だった。

 同月の中東依存度は88.1%で、前年同月と比べて同様となった。

■燃料油の生産は1,055万klで前年同月比74.3%と10カ月連続で前年を下回った。
国内販売は1,219万klで同90.6%と11カ月連続で前年を下回った。
油種別にみると、全油種(ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油およびB・C重油)で前年同月を下回った。

【8月のナフサ需給概要】 単位:Kl( )前年同月比%
・月初在庫 1,230,826
・生産    932,826(64.5)
・輸入   2,834,891(121.9)
・販売   3,432,639(94.2)
・輸出    ー(ー)
・月末在庫 1,323,702(73.3)