2020年10月02日 |
協和キリン、新規血液がん剤、第2相試験開始 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:協和キリン |
協和キリンは2日、MEI Pharma, Inc. (本社:米国サンディエゴ)と共同開発中の低悪性度B細胞非ホジキンリンパ腫を対象としたzandelisib について、国内第2相臨床試験を開始したと発表した。 今回の試験は、多施設共同オープンラベル単群試験で、2回以上の前治療歴がある患者に対してzandelisib単剤の効果を検討する。同試験終了後、販売承認申請を行う予定。 両社は2020年4月にzandelisibのグローバルライセンスおよび共同開発・販売契約を締結。米国では共同で開発・販売し、米国以外の地域では協和キリンが独占販売権を有する。 ◆zandelisib :現在開発中の1日1回経口投与する選択的PI3Kδ阻害剤。血液がん細胞の増殖や生存に重要な役割を果たす。2020年3月に米国FDAは本剤をファスト・トラックに指定した。 ニュースリリース参照 https://www.kyowakirin.co.jp/pressroom/news_releases/2020/pdf/20201002_01.pdf |