2020年10月06日 |
積水化学、1000m巻の長尺クラフトテープ発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:積水化学工業 |
積水化学工業・高機能プラスチックスカンパニー(清水郁輔プレジデント)は、テープ事業の主力製品であるクラフトテープで1000メートルという長尺品を10月から販売する。 クラフトテープは、クラフト紙を基材としたテープ製品で、主に段ボール組み立てなどを用途として、食品・物流業界を中心に使用されている。業界の標準品としては、最長は500m巻だが、今回初めて1,000m巻を販売することにした。 昨今、海洋プラスチック問題や、通販市場の拡大で物流業界では自動化・効率化が進み、クラフト紙を基材とし、自動テープ貼り機(製函機・封緘機)の普及から長尺クラフトテープの需要が高まっている。 【長尺(1,000m巻)製品の概要】 ・製品名:セキスイクラフトテープNo.500 ・基材 :クラフト紙 ・粘着剤:ゴム系 ・色 :ダンボール色 ・種類 :幅38mm(重量約4.3kg)と幅50mm(重量約5.7kg)の2種類 なお、段ボール梱包に使用される包装用テープには、プラスチックを基材としたOPP(延伸ポリプロピレン)テープと、クラフト紙を基材としたクラフトテープの2種があり、合わせると市場の約9割を占める。同社は国内クラフトテープのトップメーカー。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1601964933.pdf |