2020年10月08日
エーザイと東大、標的タンパク質研究で連携講座
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:エーザイ

 エーザイは8日、東京大学と標的タンパク質分解技術の開発と創薬に向けた共同研究契約を締結し、社会連携講座「タンパク質分解創薬」を設置したと発表した。研究期間は2020年10月から2025年9月までの5年間。

 「タンパク質分解創薬」講座は、東京大学大学院 薬学系研究科に設置。国立医薬品食品衛生研究所 遺伝子医薬部の内藤幹彦 前部長が特任教授として着任し、SNIPER等のタンパク質分解技術の開発とこれを用いた創薬研究を主導する。
 
 同研究科が推進する世界最先端のユビキチン・プロテアソーム研究と、エーザイが培ってきた創薬科学に関する知見を融合することで、薬剤の標的となるタンパク質を分解する新しい技術を開発し、創薬研究を推進する。また、これらの研究を通じて、次世代のリーダーとなる人材を教育養成する。


ニュースリリース参照
https://www.eisai.co.jp/news/2020/pdf/news202063pdf.pdf