2020年10月13日 |
カネカ、「吸着型血液浄化器」開発、来春発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:カネカ |
カネカは13日、潰瘍を有する重症化した閉塞性動脈硬化症( Arteriosclerosis Obliterans =ASO )を治療する吸着型血液浄化器(製品名:レオカーナ)を開発し、承認取得したため、保険収載を経て2021年春から販売開始すると発表した。 人口の高齢化や糖尿病、慢性腎不全などの増加により、ASO 患者は今後増えると予想されている。 今回開発した吸着型血液浄化器は、病因物質を選択的に除去し、浄化された血液を再び体内に戻すシステムで、新たなセルロースビーズの開発によって、発症の病因物質である LDL-Cや、フィブリノーゲンを取り除くことが可能となった。 重症化し、他に治療方法のない ASO に対する新たな治療方法として、治癒率を評価した治験で良好な成績が確認されている。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1602553893.pdf |