2020年10月15日 |
8月の石化品輸出入バランス 大幅崩れ 輸出急増 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省素材産業課は14日、8月のエチレン換算輸出入実績を発表した。 輸出が増加し24.8万トンと過去最大になったのに対して、輸入は前年比マイナスとなったため、バランスはさらに拡大し、201.9千トンの超過とこれまでの最高になった。 8月の輸出は247,600トンで、前月比25.0%(前年比28.9%)、輸出比率は45.6%(7月:39.5%)に拡大した。 一方、輸入は45,700トンで前月比▲20.0%(前年比▲33.1%)と減少した。輸入比率は13.4%(7月は15.9%)だった。 輸出から輸入を差し引いたバランス(出超量)は201.9千トン(7月は141.0千トン)となった。 品目別に見ると、輸出ではエチレンの8.2万トンをはじめ、塩ビモノマーの9.9万トン、塩ビ樹脂 7.7万トン、低密度ポリエチレン 2.3万トン、エチレングリコール(EG)1.9万トンなどが目立つ。輸入は軒並みに前年実績を下回った。 エチレン換算輸出入実績 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1602723118.pdf 換算品目輸出入実績 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1602723118.pdf エチレン換算需給推移 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1602723118.pdf |