2020年10月19日
三菱ケミ、コロナ対策に軟質塩ビフィルム好調
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱ケミカル

三菱ケミカルは19日、withコロナを前提とした「 新しい生活様式 」の中で、 飲食店や対面接客が必要な金融機関や病院などでは、 飛沫感染防止策として、 樹脂製のパーティションが一般化しており、同社製のパーティション素材であるアクリル樹脂板 「 アクリライト 」の出荷も今年月中旬から急増していると発表した。


5月に、 政府の専門家会議が「 新型 コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」の中で、「人と人が対面する場所は、アクリル板・透明ビニールカーテンなどで遮蔽する」と、感染予防の具体例を紹介したことで、スーパーマーケットやドラッグストアなどをはじめ、 公共サービス機関の窓口、 タクシ ーやバスなどの交通機関にも透明ビニール カーテンが使用されている。

三菱ケミカルグループの中堅フィルムメーカー、ダイヤプラスフィルム(本社:名古屋市、中西重人社長)が展開する、透明、防炎、耐電防炎フィルム「アルトロン」も飛沫感染防止用の間仕切りカーテンとして好調という。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1603081446.pdf