2020年10月29日 |
クラレ、熱可塑性エラストマー製品 値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:クラレ |
クラレは29日、原材料価格の上昇から、水添スチレン系熱可塑性エラストマー「セプトン」、「ハイブラー」、TUポリマーなど関連製品の価格改定を発表した。 12月1日出荷分から1キログラムあたり0.22米ドルの値上げをグローバルに実施する。 ナフサ等の主要原材料市況は今春以降、上昇を続けており、対象製品のユーティリティ・物流費用等を含めた総コストの上昇は自助努力によるコスト吸収の範囲を超えており、採算是正のためには価格改定せざるを得ないと判断した。 「セプトン」は、クラレが独自技術で開発したスチレン系の熱可塑性エラストマーで、加熱するとプラスチックのように成形できる。 耐熱性・耐候性・耐薬品性に優れ、高い電気絶縁性を有するなどの特長をもつ。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1603939972.pdf |