2020年11月02日
塩野義薬、認知機能改善薬 第2臨床良好結果
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:塩野義製薬

塩野義製薬は2日、認知機能改善薬候補(BPN1 14770)について、グループ会社のTetra社が実施した、脆弱X症候群(Fragile X Syndrome: FXS)患者を対象にした第2相臨床試験で良好な結果を得と発表した。

同試験は、FXS患者(成人30人)を対象に、無作為化二重盲検プラセボ対照2群2期クロスオーバー試験として実施した。期間1と期間2の間にウォッシュアウト期間はなく、それぞれの投与期間は12週間で、18~41歳の成人FXS患者30人を登録し、BPN14770またはプラセボを1日2回投与した。

キャリーオーバー効果を認めたため、有効性に関する主要な統計解析は期間1に限定したが、全ての被験者が2期の治療期間を完了した。

主要評価項目である安全性および忍容性に関して、良好な安全性と忍容性を示した。


ニュースリリース参照
https://www.shionogi.com/jp/ja/news/2020/11/201102-2.html