2020年11月13日 |
伊藤忠、サウジ・ジュベイルで廃棄物処理 参入 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:伊藤忠商事 |
伊藤忠商事は13日、水・環境インフラ大手の仏スエズ社、サウジアラビア投資ファンドのファイブ・キャピタル・ファンド社と共同で、サウジアラビア・ジュベイルの工業系廃棄物処理会社 Environment Development Company (EDCO社)の株式65%を取得したと発表した。EDCO社株式の20%を取得する。 ジュベイル工業都市は、サウジの基幹産業である石油化学産業発展のために1975年に設立された行政特区。広大な敷地に世界の大手石化企業含め160社超が進出、欧州・アジア向けに石油化学製品を供給する世界最大の生産・輸出拠点の1つとなっている。 EDCO社は、同工業都市で工業系廃棄物の一貫処理サービス(収集・中間処理・処分)を提供する企業として2005年に設立。現在、年間処理能力15万トンと、同地域で廃棄物処理のトップシェアを占める。 今後、同社に欧州基準の廃棄物管理手法を導入し、同地域最高水準のサービスを提供する企業に発展させていく方針だ。 |