2020年11月16日 |
富士フィルムの抗菌スプレーと清拭材 効果確認 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フイルムは16日、除菌効果が長く持続する同社の環境清拭材「Hydro Ag +(ハイドロ エージープラス)アルコールクロス/スプレー(80%)」について、新型コロナウイルスに対する効果試験で、99%以上のウイルスを不活化したという高い評価結果を得たと発表した。 試験は、帯広畜産大学と共同で実施した。「Hydro Ag アルコールクロス/スプレー(80%)」を用いた環境清拭を継続的に実施することで、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染抑制効果が期待できることを確認した。 この結果から、Hydro Ag アルコールクロス/スプレー(80%)」の場合、一日2回の清拭を継続すれば、対象物の表面に銀系抗菌剤を含む超親水コーティング層が日々塗り重ねられ、10日後には86%以上のウイルス不活化効果が出始め、20日後には99%以上のウイルスを不活化することが期待できることがわかった。 今後も引き続き医療や介護の現場、一般家庭における環境清拭用途として幅広く市場展開していく方針だ。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1605502254.pdf |