2020年11月17日
三菱ケミカル、軽金属事業を中国企業に譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱ケミカル

三菱ケミカルは17日、上越工場(新潟県)で生産する合金など軽金属事業の一部を、寧波江豊電子材料股●有限公司 (本社:中国浙江省、KFMI ) 及びそのグループ企業である同創普潤(上海)机電高科有限公司(本社:中国上海市、 TCPR社)に譲渡することで合意したと発表した。2021年4月を目途に譲渡予定。

また、軽金属事業のうち譲渡の対象外である金型材「 KN シリーズ」の製造販売 については、本譲渡にあわせた撤退する意向だ。

KFMI社 及び TCPR 社 は、半導体や液晶用のスパッタリングターゲット材メーカー で、特にアルミ製ターゲット材では世界有数の規模という。

同社は、 三菱ケミカルホールディングスグループの中期経営計画「 APTSIS 20 」に基づき、ポートフォリオマネジメントの強化に取り組んでおり、今回の譲渡合意はその一環となる。

譲渡金額などは非開示。2021年度業績に与える影響は軽微。


ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1605595657.pdf