2020年11月19日 |
BASF、自動車内装の質感向上に新構造材料 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:BASF |
ドイツ・BASFは19日、自動車の内装に独特の外観を与える、高品質かつ魅力的な次世代の表面強化用構造材料として、「Ultramid B3E2G6」と、同「 B3E2G10」を開発したと発表した。 両製品ともポリアミド6をベースとしたガラス繊維強化タイプの樹脂。VOC超低排出で紫外線安定性が高く、自動車内装の目に見える機能部品での使用に適している。 自動運転、エレクトロモビリティ、サステナビリティ、軽量化、エネルギー効率など、 自動車業界に影響を及ぼすトレンドは数多い。また、設計者や開発者が内装に重点を置くようになり、四輪車での快適な空間の追求が加速している。そのため、部品の手触りや視覚的要素が、これまで以上に重要になってきた。 同社は今後、見た目の内装を際立たせる、高品質な次世代構造材料として市場展開する。塗装が不要なため、部品の製造プロセスを短縮できるなどの特長もあるという。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1605764646.pdf |