2020年12月01日 |
ダイセル、ペプチスターの割当増資引き受け |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:ダイセル |
ダイセルは1日、2020年11月12日付で、ペプチスター(本社:大阪府摂津市、亀山豊社長)の第三者割当増資を引き受け、出資する契約を締結したと発表した。 ペプチスターは2017年、ペプチドリーム、塩野義製薬、積水化学工業の3社合弁で設立された、幅広いペプチド原薬の研究開発・製造を行うCDMO(開発製造受託会社)。 ペプチド医薬は中分子医薬の一種で、多様な標的に対して優れた結合性・特異性を示し、免疫反応も低いとされている。通常のペプチド医薬には、体内で消化されるため経口投与できないこと、膜透過性が低く薬物動態が悪いなどの課題があるが、ペプチスターが手掛ける「特殊環状ペプチド」は、ペプチドの利点を保ちながら欠点を解消するものとして注目され、今後大きな成長が期待されている。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1606811018.pdf |