2020年12月01日 |
ダイセル、金沢大にバイオマス研究の新拠点 設置 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:ダイセル |
ダイセルは1日、金沢大学と、新たな産学連携拠点施設を同学内(角間キャンパス)に設置し、2022年度から供用開始することに合意したと発表した。 金沢大学とは、長年にわたり、セルロースを中心に共同研究や人材交流を続けてきた。2018年に包括連携協定を締結し、2019年には「先導科学技術共同研究講座」と同研究室を設置し、セルロース系の脱ヒ素浄化材の開発研究や、バイオマス由来の脱石油系合成プラスチックの製造を目指した基礎研究に取り組んできた。 今回の「新産学協働研究所(仮称)」では、バイオマスを活用したオープンイノベーション拠点として、林業、 農業、水産業(一次産業)の産品やその副産物、廃棄物などの森林資源・穀物資源・海洋資源などを、環境にや さしい次世代化学変換プロセスによってさまざまなバイオマス新素材に変換する技術を共同研究し、その社会実 装によって「バイオマスプロダクトツリー構想」を実現していく重要な研究拠点となる。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1606811232.pdf |