2020年12月02日 |
三洋化成、フケ・かゆみ低減に効果的な成分開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三洋化成 |
三洋化成工業は2日、得意とする界面制御技術を生かして、アミノ酸系アニオン性界面活性剤と併用し、フケ・かゆみを低減させる両性界面活性剤「ピウセリア AMC」を開発したと発表した。 アミノ酸系の界面活性剤は、植物由来の洗浄成分で、潤いを残しながらやさしく洗い上げる穏やかな洗浄力に特長がある。この特長を生かして主にシャンプー、洗顔剤等に使われており、近年では需要も高まっている。 一方で、アミノ酸系シャンプーには、フケ・かゆみに関する課題も多く残っていた。 フケ・かゆみなどの頭皮トラブルには、乾燥、汚れ残り、ストレスなどによるターンオーバーの乱れ、皮膚炎などさまざまな要因があるが、同社は今回、長年の界面制御技術の知見を生かし、これらの低減に効果的なシャンプー成分を開発した。 アミノ酸系シャンプーの需要は今後も増え続けることが予想されるため、同社は今後、「ピウセリアAMC」をサロン向けシャンプーなど、高機能性洗浄剤として用途展開に注力していく方針だ。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1606875142.pdf |