2020年12月02日

東ソー、ウイルス抗体を15分で検出、試薬発売

【カテゴリー】：ファインケミカル 【関連企業・団体】：東ソー

東ソーは2日、同社の全自動化学発光酵素免疫測定装置（AIA-CL2400）および同等機種向けの専用試薬として、新型コロナウイルスヌクレオカプシドタンパク質に対する抗体を検出できる研究用試薬2種を同日発売したと発表した。 両試薬とも、15 分という短時間で検出可能であり、新型コロナウイルス感染症の基礎的、臨床的研究に貢献できる。 同試薬の開発は、日本医療研究開発機構（AMED）の令和2 年度ウイルス等感染症対策技術開発事業（実証・改良研究支援）の補助を受け、横浜市立大学及び関東化学と共同で行った。 また、東ソーは、横浜市立大学などの協力を得て、AIA-CL 装置向けの新型コロナウイルス抗原検査試薬の開発も進めている。今後、研究現場や医療現場へのさらなる貢献を目指す。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1606884875.pdf