2020年12月09日
AGC「サステナビリティ委員会」新設 取り組み強化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:AGC

 AGCは9日、グループCEOが委員長を務めるCSR委員会の機能を発展させた「サステナビリティ委員会」を2021年1月1日付で設置すると発表した。

 AGCグループは、2005年にCSR(企業の社会的責任)委員会を設置し、環境・社会を含むCSR・サステナビリティに関わる取組み方針を定め、実施してきた。2018年1月には経営企画本部内にCDSs推進部を設置、サステナビリティ経営の取組みを一段と強化し、AGC統合レポートを通じた情報開示の改善も進めてきた。

 2021年からスタートする次期中期経営計画では、AGCグループにとって重要となる社会的価値の創出へ向けたサステナビリティ目標(非財務目標)を導入する。

 サステナビリティ目標はAGCグループの強みを発揮できる幅広い領域で設定し、地球・社会の持続的発展とグループの持続的成長を両立するサステナビリティ経営を一層推進するための基軸とする。

 新設する委員会は、取締役会による監督のもと、サステナビリティに関わる取り組みの意思決定機関として、関連する方針の決定やサステナビリティ目標の進捗管理・施策の審議等の機能を担う。

 また、SDGs推進部を「サステナビリティ推進部」と名称変更し、同委員会の事務局として、グループ全体のサステナビリティ経営戦略の策定・実行を牽引し、グループ全体のサスティナビィリティ経営にかかわる取り組みをさらに加速させる。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1607480195.pdf