2020年12月09日

住化、CDPの気候変動と水セキュリティで最高評価

【カテゴリー】：環境/安全 【関連企業・団体】：住友化学

住友化学は9日、国際的な非営利団体であるCDPが実施する企業調査において、「気候変動」と「水セキュリティ」の2分野で、最高評価となる「Aリスト」企業に選定されたと発表した。 気象変動は3年連続、水セキュリティは初めて。 CDPは、企業や政府などによる温室効果ガス削減や水資源管理、森林保全を促進する国際NGOで、2000年の設立。現在、世界の機関投資家を代表して、主要企業の環境分野に関する取り組みの情報を収集し評価を行っている。 今回、CDPに環境情報を開示した約9,600社のうち、気候変動および水セキュリティの両方で最高評価を獲得したのは世界で64社、そのうち日本企業は17社。 住友化学は、環境負荷低減への貢献を経営上の重要課題に掲げ実施してきた。気候変動対応では、18年10月に総合化学企業として世界で初めてScience Based Targets（SBT）イニシアチブによる認定を取得した。 また、「Sumika Sustainable Solutions（SSS）」などを通じて、製品ライフサイクル全体での温室効果ガス排出削減に取り組み中だ。水セキュリティ対応では、各生産拠点で水リスク評価を実施し、水使用量削減の取り組み強化や、工業排水浄化の高度化、気象災害の激甚化に対応するための防災対策を推進している。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1607480229.pdf