2020年12月10日 |
昭電のエピウェハー、デンソーが燃料電池車に採用 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は10日、同社のパワー半導体材料であるSiC(シリコンカーバイド)エピタキシャルウェハー(エピウェハー)6インチ(150mm)品が、デンソー製の燃料電池自動車向け次期型昇圧用パワーモジュールに採用されたと発表した。 SiCパワー半導体は、現在主流のシリコンパワー半導体と比べて高電圧特性・大電流特性に優れ、電力損失を大幅に削減できる。このため電力制御に用いるモジュールの高効率化を実現する製品として、電気自動車に搭載される充電器及び高速充電スタンドや鉄道車両等への採用が進んでいる。 2025年以降には電気自動車のパワーコントロールユニット(PCU)へ本格搭載も見込まれ、今後さらなる需要拡大が期待されている。 ニュースリリース参照 https://www.sdk.co.jp/news/2020/37998.html |