2020年12月14日 |
AGC、透明で電磁波を遮蔽・吸収するガラスを開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:AGC |
AGCは14日、従来にはなかった“透明で電磁波を遮蔽・吸収する”ガラス「WAVETRAP(ウェーブトラップ)」を開発したと発表した。2021年中の販売開始を目指す。 AGCは今回、独自のガラス複合化技術と電磁波制御技術を用いて、ガラスの高い透視性を活かしつつ、電磁波を遮蔽・吸収できるガラス「WAVETRAP(ウェーブトラップ)」を開発した。高い耐候性・耐水性・耐熱性を併せ持ち、高さ:3.6m、横幅:1.2mまでの大型サイズへの対応が可能だ。 (参考) ◆電磁波遮蔽タイプ 「WAVETRAP-S」 ▽高い透視性を保ちながら、電磁波を遮蔽するガラス。 ・構成 特殊接着層に金属メッシュを挟みこんだ合わせガラスで、 ・性能 開口率 最大78% / 電磁遮蔽性能 60dB(1GHzの場合) ・用途 電磁波から人体・通信機器・センサーなどを保護する場所 ◆電磁波吸収遮蔽タイプ 「WAVETRAP-AS」 ▽高い透視性を保ちながら、電磁波を遮蔽および吸収するガラス ・構成. 特殊接着層で金属メッシュおよび電磁波吸収機能を持つ膜を挟みこんだ合わせガラス ・性能. 電磁波吸収性能20dB 電磁波遮蔽性能60dB ・用途. 電磁波遮蔽タイプの用途例に加え、通信障害・誤作動対策を求められる場所 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1607922055.pdf |