2020年12月14日 |
第一三共、乳がん剤 欧州医薬品庁で推奨見解 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:第一三共 |
第一三共は14日、アストラゼネカ(本社:英国ケンブリッジ)とともに、欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会から、トラスツズマブ デルクステカン(乳がんに対する抗体薬物複合体)について、切除不能な陽性乳がんの治療薬として、条件付き販売承認を推奨する肯定的見解が示されたと発表した。 同剤については、2つ以上の抗HER2療法を受けたHER2陽性の切除不能な乳がん患者を対象としたグローバル第2相臨床試験の結果に基づき、2020年6月にEMAから承認申請が受理されていた。 今回の承認勧告を受け、今後ECで審議されるが、承認可否は数カ月以内に決定される見込み。 なお、同剤は、米国及び日本で承認を取得している。 ニュースリリース参照 https://www.daiichisankyo.co.jp/files/news/pressrelease/pdf/202012/20201214_J.pdf |