2020年12月15日 |
出光興産、スノーレ油田で追加生産開始 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:出光興産 |
出光興産は15日、ノルウェーの出光ペトロリアムノルゲ(Idemitsu Petroleum Norge AS、社長:常山 太)を通じて権益を有するスノーレ油田(ノルウェー領北海)の追加開発プロジェクトとして、新たに掘削した坑井からの原油生産を、12月12日から開始したと発表した。 スノーレ油田は1992年の操業以来、約14億バレルの原油を生産してきた。本今回のプロジェクトで、スノーレ油田の可採埋蔵量は約2億バレル追加となり、総可採埋蔵量は約20億バレルとなる見込みとなった。 今回、生産開始した追加開発プロジェクトは、スノーレ油田の可採埋蔵量増加を目的に海底生産設備を追加し、新たに24本の坑井を掘削するプロジェクト。 2017年12月にノルウェー政府に提出した修正開発計画では2021年の生産開始を計画していたが、順調に作業が進捗したことから、12月12日から生産を開始した。 なお、スノーレ油田は、2022年後半の運転開始を目指し建設作業を進める洋上風力発電設備から電力の供給を受ける計画。これまでガスタービン発電から得ていた電力の35%程度を再生エネの風力発電に置換できる見込みだ。 ニュースリリース参照 https://www.idss.co.jp/news/2020/201215.html |