2020年12月16日 |
東亞合成、水素エネルギー活用へ徳島県と連携協定 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東亞合成 |
東亞合成は15日、次世代燃料として期待される水素エネルギーの活用をさらに推進するため、徳島県と「徳島県水素グリッド構想」の実現に向けた取組の推進に関する連携協定、また同県板野町と「水素ステーションの設置及び運営に関する覚書」を締結したと発表した。 ▽水素ステーションの設置 徳島工場(徳島県徳島市)は、1957年の工場設立時から、カセイソーダや塩素、水素を主製品とする塩水電気分解工場(電解工場)を安定稼働してきた。同工場から産出される高純度の水素を製造する技術を活用して2021年秋、同工場隣接地に燃料電池自動車(FCV)や燃料電池バス(FCバス)の燃料源となる水素を供給する定置式および移動式水素ステーションを設置する。 ▽徳島県との協定、徳島県板野町との覚書締結 徳島県と締結した「徳島県水素グリッド構想」の実現に向けた取組の推進に関する連携協定は、両者が連携・協力して、地産水素の効果的活用を図り、徳島県が推進する「徳島県水素グリッド構想」の実現と将来的な徳島県の「カーボンフリー水素社会」の実現に資するのが目的。また徳島県板野町と締結した「水素ステーションの設置及び運営に関する覚書」は、板野町の「道の駅いたの」に移動式水素ステーションを営業し、圏域内および広域移動を行うFCV等へ安定的な水素供給を行う。災害発生時等では水素供給拠点施設として必要な連携を行う。 ニュースリリース参照 https://www.toagosei.co.jp/news/assets/pdf/20201215.pdf |