2020年12月16日 |
11月のPVC生産、4カ月連続の前年割れ |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会 |
塩ビ工業・環境協会(VEC)は16日、11月の塩ビ樹脂(PVC)とモノマー(VCM)の生産出荷実績を発表した。 ■PVCは生産が131.5千トンで前年比95.4%と4カ月連続の前年割れ。出荷総計は130.1千トンで同88.2%と、再び前年を下回った。輸出を除いた国内出荷は昨年10月以来の前年割れ継続となる。 今年1~11月の推移をみると、生産で前年比プラスとなった月は、2月と7月の2カ月みで、あとの9カ月はマイナスとなった。 国内向け出荷は、硬質用45.0千トン(前年比93.6%)、軟質用19.2千トン(92.3%)、電線その他用が19.7千トン(91.3%)と、いすれも前年を下回った。国内向け出荷の前年比減は2019年10月以来14カ月連続。 ■VCMは生産が212.0千トン(90.6%)、出荷は219.3千トン(94.9%)だった。 出荷内訳は、PVC用131.3千トン(93.3%)、その他用8.1千トン(115.8%)、輸出は80.0千トン(95.9%)だった。生産の前年割れは2カ月連続。 11月実績 塩ビ樹脂 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1608094237.xls 塩ビモノマー https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1608094237.xls 製品別 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1608094237.xls |