2020年12月18日
PSジャパン、ケミカルリサイクル実証化へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:PSジャパン

PSジャパン(本社:東京都文京区、室園康博社長) は18日、東芝プラントシステム(本社:神奈川県横浜市、原園 浩一社長)と、ケミカルリサイクル実証化設備の建設検討を開始することで合意したと発表した。

PSジャパンは旭化成(62.07%)と、出光興産(37.93%)両社合弁のポリスチレンメーカー。年産315千トン設備(経産省調べ)を持つ国内大手。

今回、同実証化設備をPSジャパン水島工場(岡山県倉敷市)敷地内に建設するため、基本設計に入る契約を東芝プラントシステムとの間で交わし、建設検討を開始した。2022年3月の完工をめざす。

ケミカルリサイクル実証化設備とは、使用済みポリスチレン製品を熱分解により、原料であるスチレンモノマーに戻すモノマー還元設備のこと。すでに、取引先の企業から実証化への協力の申し入れも受けており、同設備の完成後、直ちに実証運転を経て、実装化していく方針だ。

なお、PSジャパンは旭化成(62.07%)、出光興産(37.93%)両社の合弁。


ニュースリリース参照
(参考)ポリスチレンのケミカルリサイクル模式図


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1608255059.pdf