2020年12月18日 |
日化協・森川会長「廃プラリサイクルのあるべき姿」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
地球環境や海洋ごみ問題に世界的関心が高まるなか、日本化学工業協会は18日、「廃プラスチックのケミカルリサイクルに対する化学産業のあるべき姿」を策定したと発表した。 森川宏平会長(昭和電工社長)は説明の中で「新型コロナの拡大・長期化や世界経済の停滞はあっても、プラスチックの需要が減ることはない。廃プラスチックの循環利用は喫緊の課題だ」と強調。「政府は2050までにカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を宣言した。野心的ではあるが、あるべき姿だと思う。これらはすべて化学技術にかかっている。われわれへの期待はこれまで以上に高まる」と述べた。 また「資源循環社会の構築には、社会全体で取り組むことが重要だ」とし、「日化協としても、あるべき姿で定めた長期戦略を推進し、資源循環社会の構築に貢献していく」とした。 ◆廃プラスチックのケミカルリサイクルに対する化学産業のあるべき姿(概要版) https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1608268936.pdf ◆廃プラスチックのケミカルリサイクルに対する化学産業のあるべき姿 (文章編) https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1608268936.pdf |