2020年12月24日 |
三井物産、西豪州ウェイトシアガス田ステージ2決る |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井物産 |
三井物産は23日、100%子会社(AWE)を通じて50%権益を保有し、オペレーターを務める西豪州ウェイトシアガス田のステージ2開発につき、事業パートナーのBeach Energy Limitedとともに最終投資を行うことを決めたと発表した。 同社は2018年に、西豪州パースの北約350kmの陸上に位置するウェイトシアの権益を保有するAWEを買収した。 ウェイトシアは、豪州最大級の陸上天然ガス田。AWE買収後に埋蔵量を積み増した上、同社が参画するノースウェストシェルフジョイント・ベンチャーの天然ガス液化設備を通じてLNG市場へのアクセスを確保したことから、商業化推進が決まった。 ウェイトシアのステージ2開発では、既存の日量20テラジュールの生産能力に加えて、日量250テラジュールの生産能力を新設する。具体的には、追加生産井の掘削と新規ガス処理施設の建設を予定しており、総投資額はプロジェクト100%ベースで7.68億豪ドル(約593億円)、三井物産の持分約3.84億豪ドル(約297億円)を予定している。生産開始時期は2023年後半の予定。 |